子ども向け「SDGs創作キット」アイデアコンテスト 子ども向け「SDGs創作キット」アイデアコンテスト

審査結果発表

シナネンホールディングスグループは、
総合エネルギーサービス企業グループとして、
次世代を担う子どもたちに
エネルギーや環境について身近に
学んでいただく機会を提供しようと、
全国の中学生~大学生・大学院生を対象に、
リサイクル品を使った“子ども向け
「SDGs創作キット」アイデアコンテスト”

を開催しました。

本コンテストの募集テーマは、
「マネしたくなるSDGs工作アイデア」
この度、応募総数75作品の中から
特に優れた工作アイデアを選定し、
最優秀賞1作品、優秀賞2作品を
表彰いたします。

審査員総評

サイエンスエンターテイナー 五十嵐美樹さん

サイエンスエンターテイナー

五十嵐 美樹さん

ゲーム性を持たせたり、廃材の特徴を見極めてどう使うかなどが考えられていたり、ひとつひとつのアイデアがとても練られていて素晴らしかったです。普段ワークショップを開催し子ども達と関わる私にとっても非常に貴重な機会でした。優秀作品のアイデアはシナネンホールディングスが実際に行う出張授業でも使っていくということなので、このようなアイデアや学びが広く子ども達に伝わっていくことを願っています。

シナネンホールディングス株式会社 社外取締役監査等委員	村尾 信尚さん

シナネンホールディングス株式会社 社外取締役監査等委員

村尾 信尚さん

SDGsという難しい概念、SDGsが望む未来を次世代の子ども達に伝えるために、このコンクールは意義のある活動だと感じています。その思いは、審査会を通じて実際の作品に触れることでより強まりました。アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンは著書『センス・オブ・ワンダー』で「知ることは感じることの半分も重要ではない」と述べましたが、やはり言葉だけで伝えるのではなく、実際に触れて体感することで学びも深まります。これからも次世代に向けた素晴らしい活動を期待しています。

最優秀賞

大森 蓉さん(大学生)

作品名:recycle hockey

受賞コメント

この度は最優秀賞をいただき嬉しく思います。初めてのコンペであったため応募前は非常に不安でしたが、一次通過の連絡をいただいた際に自分の作品の方向性は間違っていないと確信し、作品提出の際には自信を持って送れたと思います。支えてくれた先生、友人に感謝したいです。

審査評

ゲームを考えるというのはとても難しいのですが、さらにゲームを通じて分別、リサイクルを学べるというアイデアがとても素晴らしかったです。子ども達が楽しそうに遊びながら学ぶ姿がリアルに想像出来ました。

優秀賞

大河原 梓さん(大学生)、佐藤 凛佳さん(大学生)

作品名:PTクリーニングカー

受賞コメント

この度は優秀賞をいただけたこと、とても嬉しく思います。審査員の方々、ありがとうございました。受賞にはとても驚きましたが、一生懸命取り組んでよかったと感じました。この作品は、小さな子どもたちに遊ぶことを通じて、どんなものでも再利用できる可能性があるということを少しでも感じてもらえたらと思いながら制作しました。子どもたちの想像力やSDGsへの関心がより高まるといいなと思います。

審査評

廃材のみを利用して制作している点や、歯車を工夫してごみを回収する原理まで考えられている点が素晴らしかったです。ペットボトルで中身が見えるようになっている点もどのような原理になっているのかが分かって良いですね。

優秀賞

藤井 美里さん(大学生)

作品名:SDGsカルタ KRTs

受賞コメント

この度は、優秀賞に選んでいただき、本当にありがとうございます。この作品を考えるにあたり、紙類をリユースするだけでなく、子どもたちにSDGsについての学びの経験を与えることができるような作品にしたいという気持ちが強くありました。作り方も簡単にし、子供たちが学校の休み時間などに気軽に作ることができるように意識しました。

審査評

SDGsという広い目標の中で、子ども達が自分に何が出来るのかを考えるきっかけになる、思いつきそうで思いつかない良いアイデアだと思いました。絵を書くことで自分の表現も出来て、読み札を考えることで学びも深まると感じます。