審査員総評
サイエンスエンターテイナー
五十嵐 美樹さん
ゲーム性を持たせたり、廃材の特徴を見極めてどう使うかなどが考えられていたり、ひとつひとつのアイデアがとても練られていて素晴らしかったです。普段ワークショップを開催し子ども達と関わる私にとっても非常に貴重な機会でした。優秀作品のアイデアはシナネンホールディングスが実際に行う出張授業でも使っていくということなので、このようなアイデアや学びが広く子ども達に伝わっていくことを願っています。
シナネンホールディングス株式会社 社外取締役監査等委員
村尾 信尚さん
SDGsという難しい概念、SDGsが望む未来を次世代の子ども達に伝えるために、このコンクールは意義のある活動だと感じています。その思いは、審査会を通じて実際の作品に触れることでより強まりました。アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンは著書『センス・オブ・ワンダー』で「知ることは感じることの半分も重要ではない」と述べましたが、やはり言葉だけで伝えるのではなく、実際に触れて体感することで学びも深まります。これからも次世代に向けた素晴らしい活動を期待しています。