くらしのこと
1火のたいせつさ、
便利さを学ぼう!
リブ
まずは【火育(ひいく)】について教えるね。きっと初めて聞く言葉だよね。
リブ
みんなの生活に欠かすことのできない「火」について、そのたいせつさや便利さを学んでもらうことを【火育(ひいく】と呼んでいるんだよ。ふたりは「火」と聞いて、何を思いうかべるかな?
ちから
「キャンプファイヤー」!あとは「火事」もだな。
ミライ
「料理」とか「ストーブ」とか、、、
リブ
そうだね。「火」は生活のいろいろなところで使われているよ。
リブ
じゃあ、この「火」はいつごろから使われるようになったか分かるかな?
① 100年前 ②1000年前 ③100万年前
ミライ
えっと、だいたい100年前くらい……?
ちから
ううん、もっとずーっと昔の100万年前だと思う!
リブ
ちからくん、正解(せいかい)!約100万年前だよ。
ヒトが「火」を使い始めたのは、80万年前とも、180万年前とも言われているよ。最初に「火」を知ったのは自然による山火事からなんだって。最初は、ヒトも動物と同じように、「火」をこわがっていたんだけど、次第に「火」を利用するアイディアを思いつくようになったんだよ。
ちから
ヒトには動物とちがって知能(ちのう)があったからだね。
リブ
そうだね。それから、「火」は、いろいろなことに役に立ち、生活を楽にしてくれることを知っていったんだけど、例えば、どんなことがあると思う?
ちから
「火」を使うと、暗いところも明るくなるね。
ミライ
寒い時に使うと温かくもなるよ。
リブ
そうだね。火からは暗いところを照らす「明るさ(光)」や、体を温めてくれる「温かさ(熱)」というめぐみをもらったんだよ。
リブ
「火」からは、ほかにも大きなめぐみをもらっているよ。分かるかな?
ちから
なんだろう?
リブ
それは「おいしさ」だよ。ヒトは、それまで食べていた木の実や草の根、それに小動物たちが、山火事によって焼かれ、火を通した食べ物を食べることで、今までになかった「おいしさ」を知ることになったんだ。
ミライ
へえ!山火事から、たまたま知ることになったんだね。
リブ
そうなんだ。それから、ヒトは「火」を作るようにもなるんだけど、どうやって「火」を作っていたか知っているかな?
ちから
木をこすって火をつけているのをテレビで見たことがあるよ!
リブ
そうだね!昔は、木をこすり合わせて火種を作り、だんだん大きくして、最後には薪(まき)がもえるようにしたんだよ。
ミライ
「火」を使うことで、いろいろな工夫が生まれ、生活が豊か(ゆたか)になったんだね。
ミラわん
ここまで火育について学んでくれてありがとうだわん!
ぼくはシナネンホールディングスグループのミライフ西日本という会社の公式キャラクター「ミラわん」だわん!
ミラわん
「火」は、お料理を作るガスコンロの火、お風呂のお湯をわかす火、部屋を温かくしてくれるストーブの火など、いろいろなところで今も大切に使われて、みんなのくらしを豊かにしてくれているんだわん!最後にここまで学んだことをチェックするんだわん!
分かったかな?問題をといておさらいしてみよう!
タップすると、
答えがわかるよ
- 「火」は約100万年前から使われるようになった。
- ヒトは、山火事を見て「火」を知った。
- 「火」がヒトのくらしにあたえてくれためぐみは、明るさ、温かさ、おいしさなどがある。
リブ
楽しく学んでもらえたかな?次は、自転車の交通安全のお話だよ!
ミライ
火のめぐみを知ることができて、おもしろかったよ。リブ、ありがとう!
ちから
ありがとう!自転車のお話も楽しみ!