2024年７月、シナネンホールディングスおよびグループ5社は創業の地である東京都品川区東品川に建設した新本社ビルに移転いたしました。新本社ビルの建設にあたり、グループ社員が生産性の高い働き方について議論を重ね、環境共生・コミュニケーションを追求したオフィスの実現を目指しました。コンセプトとして「FUN BASE」を設定し、ポジティブな交流・働き方の実現を目指した空間づくりを行うとともに、グループ横断でのフリーアドレスを導入しております。これにより、グループ各社間でのコミュニケーションの活性化を図ってまいります。

「カーボンニュートラルミライフでんき」とは、お客様へ供給する電気に非化石証書と呼ばれる「環境価値」を付加することで、二酸化炭素（CO₂）排出量が実質ゼロとなるものです。2023年9月より販売を開始した「ミライフカーボンニュートラルLPガス」と合わせて、地域すべてのお客様のエネルギー消費に関する脱炭素化を実現することを目的として、ミライフ各社は「カーボンニュートラルミライフでんき」の販売を開始いたしました。取り扱っている3種類の「カーボンニュートラルミライフでんき」では非化石証書を活用するため、お客様の「Scope2」における電力購入に関わるCO₂排出量を削減することが可能になります。

ミライフ竜ケ崎店とシナネンアクシア茨城支店は、同じ茨城県龍ケ崎市にあり、かつては車で5分程度の距離でそれぞれの事業を進めてきました。このたび、LPガス事業と建物維持管理事業におけるシナジーの発揮を目指し、ミライフ竜ケ崎店の事務所を、シナネンアクシア茨城支店内に移転し、同居を開始いたしました。今後は、ミライフ竜ケ崎店とシナネンアクシア茨城支店との連携を強化することで、地域のお客様にさらに質の高いサービスを提供し、快適な生活の実現に貢献してまいります。

2024年7月3日、経済産業省より令和6年能登半島地震の際に被災地のエネルギーの安定供給に尽力を尽くしたエネルギー事業者として感謝状を授与されました。2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震に伴い、ライフラインが止まるなか、能登エリアにLPガス仕様発電機などの支援物資の搬入、病院や公民館など20カ所にLPガスを配送し、ガスの安定供給に尽力いたしました。また、地震発生時は厳寒のため、炊き出しや暖を取るためのLPガスの供給を行いました。この活動を通じて、経済産業省より感謝状をいただく運びとなりました。今後も、行政や地域のエネルギー事業者と連携し、復興支援に努めてまいります。