従業員への取り組み

従業員への取り組み

Initiatives for Employees

従業員への取り組み

Initiatives for Employees

シナネンホールディングスグループは、「風土改革プロジェクト」や新たな価値創造の源泉である社員の成長への施策を推進し、多様な価値観の尊重はもちろんのこと、一人ひとりが働く喜びを感じて、生き生きと成長できる組織風土の醸成を目指します。

風土改革

当社グループは、意識・行動・コミュニケーションの変革を推進する風土改革と、仕組みを変える働き方改革を両輪で推進することで、社員の成長を最大化するとともに、社員から選ばれ続ける組織を目指しています。

※「 Volatility(不安定性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」の頭文字をつなげた言葉で予測不能な時代を表す言葉

2023年3月期

[グループ全体での取り組み]

施策 概要
Face to Faceセッション 当社社長が全国のグループ拠点を訪問し、社員の生の声を直接聞くことで、聞こえてこない本音をキャッチ
階層別研修 「経営層と部長層から変わる」をテーマに、社長・役員・部長に研修を実施し、風土改革を進めていくための自己変革について真剣に考え議論
意見箱「The VOICE」 社員からの疑問や提案の声に経営層が真摯に回答することを継続
組織風土調査 組織状態(風土の変化や状態)を定量的に測るため、定期的な調査を継続
Spiral Up Award 各職場における「変化の芽」に対して、感謝と称賛の意を込めて贈る賞として、その優秀事例も共有
全社向けセミナー 大切なことを共通言語化するための全社員を対象とするセミナー(2023年3月期は、「心理的安全性」と「D&I」について共通言語化)

2024年3月期

[グループとして注力する方向性]
・経営と現場をつなぐリーダーシップの強化
・人財が成長できる環境の整備・創出

[施策]
➀経営と現場をつなぐリーダーシップ強化のために階層別研修を拡充
②人財が成長できる環境の整備・創出のために人事部との連携を強化
③より多くの職場での浸透・実践に向けた個社改革のための変革リーダー支援を強化

働き方改革

当社グループは、社員が職を楽しみ、生き生きと働き続けられるように、環境を整備し、多様な働き方をサポートしています。働き方改革では、風土改革と連動した4つの改革テーマとなる「ワークライフバランス実現」「多様な働き方推進」「キャリア開発」「仕事の質向上」を掲げています。

健康経営

当社グループは、社員の健康を重要な経営課題と考え、活力あふれる企業風土を醸成するため、産業保健体制の整備を進め健康経営を推進しています。社員が心身ともに健康で生き生きと働く職場環境を整えるとともに、衛生委員会、人事部健康管理室、シナネン健康保険組合が連携して、社員とその家族一人ひとりの健康づくりを支援します。

ダイバーシティ&インクルージョン

当社グループは、様々な社員が、年齢、性別、役職等を問わず自らの個性を発揮し活躍できる環境の整備に取り組んでいます。

多様な働き方

当社グループは、社員が自律的に業務を遂行し生産性を向上させること、ワーク・ライフ・バランスの充実を図ること、不測の事態において業務遂行が可能な体制を維持することを目的に、時差出勤、フレックス制度、在宅勤務制度、サテライトオフィスなどを整備し、社員の多様な働き方をサポートしています。

次世代育成支援行動計画

当社グループでは、全ての社員にとって仕事と子育てを行いやすい職場環境となるよう、次世代育成支援行動計画を策定しています。

仕事の質向上

当社グループは、業務の可視化、断捨離、効率化に取り組み、従業員のワークライフバランスの実現やキャリア開発に資する時間を創出すること、短時間でより価値の高い仕事の成果を創出できるようにすることを目的に、業務プロセスの見直しや会議の運用ルールの策定、各種電子化を推進しています。

人財育成の推進・人財の適正配置の実現

当社グループは、社員のキャリア自律支援と適正配置により、経営基盤強化を加速させ、利益の最大化をもたらす組織を目指します。

育成方針・体系

[社員一人ひとりの成長実現に向けた人財育成ポリシー]
➀従来の階層別教育中心から、より意欲ある社員に学ぶ機会を提供する公募型教育重視に徐々にシフトしていく
②シナネンHDグループの必須教育として、基礎力を整備する
③キャリア支援制度(若手向けのCDP※、社内公募制度など)を構築する
④経営人財を安定的に生み出すために、人財パイプラインによる育成を強化する
※CDP: Career Development Program

[育成体系]

育成体系

キャリア支援

学習管理システム「ManaVIVA」

キャリア自律を見据えた育成

キャリア支援施策として、当社グループの風土改革と共通の考え方を持つプロティアン・キャリアの考え方を導入し、当社グループの社員として、「必須の知識やスキル」を「基礎力」と定義し、一定期間内での習得を必須とします。また、若手社員(入社1~3年目)の育成には、育成計画書を運用し、チームで育成に携わり、成長を支援する環境を整え、キャリア自律を促します。

自己啓発型研修の拡充

安定的な経営人財の輩出

当社グループは、後継者育成を経営の重要な課題の一つと位置付け、ポテンシャルの高い人財の早期発掘と育成、候補人財の「量」と「質」の確保、育成課題の明確化を目的に、人財パイプラインを構築しています。その中で、経営者育成研修などを実施し、PDCAサイクルを回して後継者育成に取り組み、安定的な経営人財の輩出を目指します。

[経営者育成研修]

育成対象 研修名 選抜方法 役職 想定年齢 育成期間
次期 経営者 サクセッションプラン HD経営層・事業会社社長の推薦を受けてHD社長が決定 役員・部長・支店長 40代以上 直近~3年以内
次世代 経営者 次世代経営者育成研修 HD経営層・事業会社社長の推薦を受けてHD社長が決定 マネジメント職以上 30代以上 直近~3年以内
次世代リーダー研修 不問 30代推奨 5~10年以内

[主な目標と実績]

施策 実績 目標
2023年3月期 2026年3月期 2028年3月期
社員の希望による異動の実施 公募による異動を拡充 20% 30%
※算出対象:シナネンホールディングス、シナネン、ミライフ西日本、ミライフ、ミライフ東日本
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