クイックアンサー

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日々のIR業務の中でいただいた質問にIR担当者がお答えします。

2025年3月期 第2四半期

Q1

エネルギーソリューション事業(BtoB事業)における石油類の販売数量について、減少ということですが、油種別で詳しい中身を教えてください。また、販売数量が減って収益面がどのように変わるのか伺いたいです。

ガソリン・灯油・重油は、それぞれ販売数量減となります。気温が全体的に高かったこと等により、総需要が減りましたが、マージンが改善できたことから増益となりました。

Q2

来期について、どの事業が伸びてくるのか、そのほか懸念事項などあれば教えてください。

来年10月でホールディングスに移行して10年が経過しますが、この10年を検証し、この先どうすべきか、それぞれの事業というよりは、ホールディングスの在り方や事業会社の再編・統廃合も含めて、まずはグループ全体の体制を整え、足元の基盤を整備することを進めていきます。

Q3

リテールサービス推進プロジェクトについて、具体的にどのようなプロジェクトなのか、どういった分野で議論が進んでいるのか教えてください。

2050年のカーボンニュートラルに向け、当社グループのあるべき姿、さまざまな事業をどういった形で関連付けていくのか、グループミッションを含め、ミッション・ビジョン・バリューの観点から検討しております。また、エネルギー供給だけでなく、その地域の中でどういったサービスを提供できるのか、どういった形で将来に向けた事業活動を行っていくべきか、という議論を進めています。

Q4

非エネルギー事業に関して、不調になっている事業について教えてください。

収益面では、建物維持管理事業が統合コストの影響により一時停滞している状況です。労働集約型のため人財の確保など下準備を進めているところで、収益が出てくるのはこれからになります。

Q5

経営指標について、ROEの水準が低いように見受けられるが、改善する考え等はあるのか教えてください。

来期は、組織再編も検討する中で、販管費の見直し等も含めて、組織の在り方を変更しながらスリム化していきたいと考えています。また、資産効率改善の観点からROAのアプローチを導入し、毎年継続的な改善を目指すことを検討しています。

Q6

シナネンアクシア(株)にて新しく2つのオフィスが開設されましたが、こうしたリテール事業の推進や事業会社同士の連携を進める中で新たに開設や進出を進めるのは、例えば龍ヶ崎エリアでミライフとシナネンアクシアの事業所が一体化されたような連携を想定されたものという認識でよいか教えてください。

ご認識の通りです。長年にわたり、地域に拠点を構えて顔が見える商売してきた点は、当社の一番の強みです。それを活かしていくため、エネルギーの供給だけでなく、シナネンアクシアで培ってきたノウハウをミライフの拠点に落とし込み、社員を育成しながらサービス事業を展開して参ります。龍ヶ崎の事務所の一体化についても、同じ地域のお客様に対してさまざまなサービスを展開することを目的としたものであり、今後はエネルギーの供給だけでなく、建物に対するサービスの展開も増やしていきたいと考えています。

Q7

LPガス事業について、御社の大株主である光通信様との間で、現在なんらかの業務提携や協業に関する話はあるのか教えてください。

引き続きコミュニケーションを取っている状況です。具体的な協業の話が出ているわけではありませんが、今後もさまざまな意見交換をさせていただく予定です。

Q8

収益が大きく改善した電力事業について、相対取引の減少ということで、採算を重視して取引先や取引内容の見直しを進めた影響と理解していますが、そのような認識でよろしいでしょうか。また、これからは電力事業と相対取引先も含めて採算を重視した事業を拡大していくといった取組みを進めていくということでしょうか。

相対取引の減少については、ご認識いただているとおりになります。今後、電力事業をどのように進めていくのかという点は課題であると認識しており、電力事業の在り方について、リスク管理体制を強化しながら事業を伸ばしていく体制を模索したく、現在専任の担当者を入れて検討しています。

Q9

非エネルギー事業について、要員を投入してコストを先行投資しているということですが、この対象は建物維持管理事業やシェアサイクル事業といった既存事業に対してなのか、それとも全く新しい新規事業も含めて、先行投資や要員増加等の対応を行っているのか、教えてください。

既存事業、新規事業、何れにも及んでおります。既存事業については、しっかりと地盤固めを行い、事業を拡大させるための先行投資、とご理解願います。

Q10

創立100周年やホールディングス10周年を機に、なんらかの株主還元政策などを発表する、あるいは計画するといった予定があれば教えてください。

還元施策につきましては、当初、第三次中期経営計画では配当性向を40%に上げることを目標としており、2024年3月期の期末時点では、累進配当など検討していることをお話させていただきました。これは現在も変わっておらず、本年度はまず収益を回復させることを目標とし、収益基盤が整った際には累進配当を含めた施策を具体的に検討して参ります。

2025年3月期 第1四半期

Q1

2025年3月期第1四半期の決算のポイントについて教えてください。

電力事業において、損失リスクを最小化する体制へ見直しを行い、市場連動型プランへの移行を推進いたしました。その結果、一部の取引における調達価格と販売価格が逆転するいわゆる「逆ザヤ」が解消されたことで収益が改善し、黒字回復いたしました。

Q2

通期業績の見通しについて教えてください。

当第1四半期に関しましては、主に電力事業において、前期における売上総利益の悪化が改善し、当初の予想どおり順調に進捗しています。

Q3

当第1四半期から始まった新しい取り組みなどはありますか。

(営業面)CO2排出量を実質ゼロとすることが可能である「カーボンニュートラルミライフでんき」の販売を開始いたしました。今後もカーボンニュートラルへの取り組み拡大を目指し、お客様のニーズに合ったベストミックスのサービス提供を目指してまいります。

プレスリリース:https://sinanengroup.co.jp/news/melife/240419775

(営業面)シナネン株式会社は、共同で「EVワイヤレス給電協議会」を設立いたしました。今後、社会インフラとして、ワイヤレス給電の実用化と普及を進めていきます。

プレスリリース:https://sinanengroup.co.jp/news/sinanen/240610796

(体制面)当期より、中込を代表取締役社長CEOとする新経営体制がスタートいたしました。新たな経営体制の下、グループ一丸となって、2027年度の創業100周年に向けて、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。

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