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2021.01.14
シナネンホールディングスでは、今年度より自然栽培パーティの一反プロジェクトに参画し、障がい者の雇用支援と自然栽培の稲を育てる農福連携の取り組みを支援しています。
この度、ご協力先の埼玉福興様にて収穫されたお米150㎏を、埼玉県越谷市にて子ども食堂を営む「せんげん台こども食堂」様に寄贈しましたことをご報告いたします。
越谷市には当社グループの営業所もあり、日ごろから地域のお客様に支えていただいてることもあり、同子ども食堂に寄贈することとしました。
現在、「せんげん台こども食堂」では、2か月に1回、みんなの広場にてフードパントリー(食料配布)を行っています。
※定期開催以外に臨時フードパントリーも開催。
越谷市「せんげん台子ども食堂」
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「せんげん台こども食堂」は、千間台地域に住む子どもたちが放課後に安心し過ごせる場所として2016年に設立されました。
現在では毎月子どもたちを対象に、お弁当配布形式での子ども食堂も実施しています。
(代表 草場澄江さん)
「せんげん台こども食堂」の代表である草場澄江さんは設立のいきさつについて次のように語ります。
「子ども食堂の活動を始める前は主任児童委員の活動を行っていました。その際、学童に入れなかった子どもの保護者から『暗くなるまで子どもが1人で留守番することになってしまって心配だ』という相談を受けていました。テレビでこども食堂という活動があることを知り、PTAの活動をしていた頃の友人に声を掛けたのがきっかけです」
こうして始まった活動も、今年で5年目。先の見えない新型コロナウイルスの猛威の中で、学校休校などにより子どもたちを取り巻く環境は厳しくなっていきました。
そこで草場さんは、子育て中で経済的なハンディキャップを抱えている家庭・お子さん、あるいは保護者が障がいを持つご家庭に無料で食品等を配付するフードパントリー活動を実施しました。
「現在はNPO法人埼玉フードパントリーネットワークを立ち上げ、理事長として県内の子育て応援パントリーのサポートをしています。埼玉県内のフードパントリー活動をしている43団体が加盟していますが、それでも埼玉県内にまだフードパントリーがない市がたくさんあります。
どの市にもパントリーがあり、地域で支えていただける地産地消のパントリーに育ち、パントリー活動が各地域で根付くといいなと思います。」と草場さんは語ります。
当日は140世帯のご家庭にお米を配りました。
お米を受け取ったご家庭からも「こういった状況なのでお米の寄贈はありがたい」という感想をいただきました。
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シナネンホールディングスでは、これからもこのような支援活動を通じて地域の皆さまに貢献してまいります。