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2022.11.02
シナネンホールディングスは、一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会の一反プロジェクトに参画し、「障がい者の雇用支援」×「自然栽培の稲を育てる」農福連携の活動を支援しています。
同協議会の活動は、①障がい者の就労支援、②無農薬、無肥料栽培による自然環境の保護、食から健康を守る自然栽培、③全国に増えている耕作放棄地の再生を目的として行われています。
近年、障がいのある人や、労働市場で不利な立場にある人々の就労の問題に取り組む企業を「ソーシャルファーム(社会的企業)」と呼ばれるようになりました。2019年12月には東京都が国内で初めて条例化するなど注目を浴びています。
その中でも、農業と福祉が連携する「農福連携」の取り組みは、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すとともに、担い手不足や高齢化が進む農業分野における新たな働き手の確保にもつながることから、農林水産省も推奨しています。
シナネンホールディングスでは、2020年度から同協議会の一反プロジェクトに参画しています。
今年6月には埼玉県熊谷市にて、ソーシャルファームであり農福連携に取り組む埼玉福興株式会社(以下、埼玉福興)の皆さんとともに田植えを実施しました。
そして今回、苗が成長し黄金色に色づく収穫期を迎えたため、10月21日に埼玉福興の皆さんと当社グループの社員で稲刈りを行いました。
秋晴れのもと、黄金色の稲穂を鎌で丁寧に刈り取り、束ねて干していきます。コツのいる作業ですが、埼玉福興の皆さんに教えてもらいながら一つ一つ進めました。
昼食は埼玉福興の事務所、おにぎり、地場野菜のすいとん、昆布の佃煮をいただきました。
昼食の後は埼玉福興の皆さんと共に藍のドライフラワーを作りました。
農作業プログラムに初参加の方は、埼玉福興の新井社長に案内していただきながら敷地内の水耕栽培の施設やオリーブ園を見学しました。
シナネンホールディングスグループは、地域に密着した総合エネルギーサービス企業として、引き続きこの活動の支援を通じて、「誰一人取り残さない」を趣旨とするSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献してまいります。