シナネンホールディングスでは2022年11月より、全国の中学校に訪問し、「環境とエネルギー」をテーマにした出張授業を行っています。

協力先の企業と連携した授業づくりを専門とするNPO法人 企業教育研究会通じて参加校を募集し、全国からお申し込みをいただきました。
昨年は兵庫県、神奈川県、北海道、沖縄県の4校を、今年は北海道、和歌山県、東京都、岐阜県、長野県、愛媛県の7校を訪問し、約550名の生徒へ授業を実施しました。

【実施校】
2022年
11月：蒼開中学校（兵庫県洲本市）、横浜市立寛政中学校
12月：北海道別海町立上西春別中学校、沖縄県宮古島市立上野中学校
2023年
1月：北海道遠軽町立南中学校、和歌山県有田市立保田中学校
2月：和歌山県立向陽中学校、東京都板橋区立上板橋第一中学、岐阜県土岐市立肥田中学校
3月：長野県中川村立中川中学校、愛媛県新居浜市立北中学校

2023.1.24　全国の中学校4校で「環境とエネルギー」をテーマにした出張授業を実施しました
https://sinanengroup.co.jp/topics/sustainability/post-20230123.html

授業の前半では、地球温暖化や脱炭素社会に向けた取り組みについてゲームを織り交ぜながら講義しました。
後半では、エネルギーミックス（エネルギー組み合わせて使うこと）の重要性と難しさについて、カードゲームを通じて体感し、楽しく学んでいただくプログラムとなっています。
最初に複数のグループに分かれて、グループ内でどのエネルギーを使うかを決めていただきます。その後、季節ごとに想定外の自然現象や社会情勢の変化が起きることを知っていただくため、別途「ハプニングカード」を作っており、グループの代表者が「ハプニングカード」を順番に引いてもらいます。そのカードに書かれた内容に応じて、グループで選択したエネルギーのポイントが増えたり減ったりしていくことを楽しんでいただきました（写真は和歌山県立向陽中学校の授業の様子です）。

授業後、各校の生徒の皆さんから様々な感想をいただきました。一部をご紹介します。

・エネルギーの問題はとっつきにくいイメージがあったのですが、それをゲームという形にすることでメリット・デメリットがよくわかってよかったです。
・エネルギーを通して身の回りの様々なことがすべてつながっているんだなぁと印象に残りました。
・班のみんなで協力し楽しめました。ゲームを通してエネルギーミックスの良さと難しさがわかり、向き合っていかなきゃいけない課題がこんなにもたくさんあることを実感できました。

シナネンホールディングスは今後もこうした出張授業を通じて、環境とエネルギーに関する知識を子どもたちに伝え、次世代を担う人材の育成を支援してまいります。