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2024.04.25
シナネンホールディングスは、食品ロスを活かして資源循環社会の実現を目指す株式会社ロスゼロ(大阪市・代表取締役 文美月)との共同で、自社で運営する脱炭素化サポートコミュニティ「seesaw」にて、食品ロス削減に向けて、販路を失った食品を販売する「置きロス・ゼロ」の実証実験を開始しました。
ロスゼロが提供する「置きロス・ゼロ」は、理由があって販路を失った食品を、オフィス等で販売するサービスです。ロスの原因や背景も販売棚に明示し、利用者の食品ロスへの理解促進を図りながら、食品ロスの削減を実現できます。さらに、食品の消費に伴うCO2排出の削減量を可視化して表示することも可能であることから、日本初の環境配慮型「置き食品」でもあります。
■「置きロス・ゼロ」の特徴
①事業所内で「おやつが欲しい」「小腹を満たしたい」というユーザーのニーズがそのまま社会貢献につながる。
②販路を失った食品で棚を構成。各食品の「ロスの原因や背景」を棚に記載し、利用者の食品ロスへの理解を促進。
③QRコード決済を導入し、利用者の利便性を向上。
④設置食品のさらなるロスを回避するため食べきり式で行う。商品は毎回変わり、わくわく感を演出。
⑤アンバサダー制を導入し、事業所内での浸透を積極的に推進。
⑥CO2削減量を設置事業所で可視化。導入企業のESG情報開示に活用可能。
ロスゼロが「seesaw」の入居企業であることから、このたび脱炭素化に向けた実証実験を共同で実施することになりました。実証実験では、今後の「置きロス・ゼロ」の展開を見据え、「seesaw」の入居者を対象にご利用いただくことで、利用頻度・商品ラインナップ・利便性等を検証し、サービスの品質向上につなげてまいります。また、「seesaw」の入居者においては、シェアオフィス利用を通じて、サステナビリティにつながる取り組みを実践することが可能になります。
シナネンホールディングスは、今後も「seesaw」の運営を通じて、国内の様々な企業・団体と連携し、脱炭素化を推進していくとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献してまいります。
■「seesaw」概要
施設名称 :seesaw(シーソー)
住所 :東京都港区海岸1-4-22 SNビル 8、9、10階
用途イメージ :シェアオフィス、イベント・コワーキングスペース
公式サイト :https://seesaw-takeshiba.com/