事業としての取り組み
Business Initiatives
Business Initiatives
Business Initiatives
当社グループの主力商材であるLPガスは、化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも、天然ガスとともにCO₂排出量が相対的に少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンな地球温暖化対策の即戦力として期待されるエネルギーです。
また、簡単に液化して体積も約250分の1となるなど可搬性に秀でており都市ガスのインフラが及ばない離島や山間部など様々なエリアに供給できるほか、災害地ですぐに熱源供給ができるなど様々な特徴を持っています。
当社グループは、クリーンなエネルギーを活用することで、CO₂排出削減に貢献するため、再生可能エネルギー事業を積極的に推進しています。
当社グループのシナネン株式会社では、2024年3月現在、全国7か所でメガソーラー発電所を稼働させています。太陽光のメンテナンスサポートも請け負っており、太陽光発電事業の普及に貢献しています。
当社グループのシナネンエコワーク株式会社では、木くずからリサイクルされる木質チップや廃プラスチック・紙くずなどを原料とする燃料RPF※を供給し、石炭など化石燃料に代わるバイオマス発電用燃料等にご使用いただいています。
※ RPF:「Refuse derived paper and plastics densified Fuel」の略称で、主に産業系廃棄物のうち、リサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料
検針・配送・保安が必須なLPガスの供給において、LPWAを利用したIoTを活用し、保安効率や業務効率を向上させ、配送の効率化を図っております。これらの取り組みによりCO2排出量の低減が期待できます。
※ LPWA:「Low Power Wide Area」の略で、主に欧州から始まった新たな無線通信技術の総称であり、低消費電力で広域をカバーする通信方式。情報容量が小さく、広域・長距離伝送という特徴を持つため、LPガスの管理システムに適した通信技術とされています。
当社グループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う「GXリーグ」に参画しています。2023年4月から取り組む第三次中期経営計画においては「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」をビジョンに掲げ、GHG(温室効果ガス)の排出量削減、脱炭素化に寄与する新規事業の開発などに取り組んでいます。
当社は、温室効果ガス削減目標を達成するために環境省が推進している国民運動「COOL CHOICE 」に賛同しています。従来から実施しているクールビズ、ウォームビズ、エコドライブといった取り組みにとどまらず、この運動の主旨である地球温暖化対策に資する「賢い選択」を実践していきます。
当社グループのジャパンエナジック株式会社は、グリーン・エコ・プロジェクト参加企業として、継続的なエコドライブ活動の推進・支援、CO2排出量の削減や燃費向上に伴うコスト削減、事故防止に向けた取り組みを行っています。
本社オフィスでは、空調温度管理の徹底や、昼食時間中の消灯など節電活動を行っています。また、グループ会社共通でサーバーを利用しデータを共有できる「DocuWorks」※を活用することで、オフィスのペーパレス化を進めています。
※「DocuWorks」は富士ゼロックスの登録名称です。
当社グループでは、産業廃棄物に関する法令遵守を徹底しています。具体的には、リスクマネジメント講習でグループ社員に正しい知識を伝えるほか、環境・リサイクル事業を手掛ける当社グループのシナネンエコワーク株式会社が主体となり産業廃棄物処理法関連セミナーを実施するなど、グループ一丸となって、産業廃棄物の適正処置に努めています。
当社グループのシナネン株式会社では、2020年より、クリーンなエネルギーを利用していただくことで森の豊かさを守る「シナネンあかりの森プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトを通じて、地方自治体やNPO法人と連携し、植林や森林保護活動を行い、豊かな森づくりと地球温暖化防止に取り組んでいます。
詳細はコチラ