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2020.12.24
シナネンホールディングスでは、今年度より自然栽培パーティの一反プロジェクトに参画し、障がい者の雇用支援と自然栽培の稲を育てる農福連携の取り組みを支援しています。
この度、ご協力している埼玉福興様にて収穫されたお米52㎏を、港区にて子ども食堂を営む「みなと子ども食堂」様に寄贈しましたことをご報告いたします。
当社の本社が港区にあることから、港区の子ども食堂に寄贈することとしました。
現在、「みなと子ども食堂」では、月に2回子ども食堂の開催と、月に1回フードパントリー(食料配布)にて子育て中のご家庭を支援しています。
12月16日に行われたイベントには、お米を栽培した埼玉福興さんがお米を配送し、当社社員が自然栽培のお米を各ご家庭にお渡ししました。
(10月の稲刈りぶりにお会いする埼玉福興の皆さん。
熊谷も寒さが厳しくなっているようですが、お元気そうでなによりです!)
イベント当日は、本格的な寒波により身体も芯から冷えるような寒さ。そんな中でも20名近くのボランティアスタッフの方が「みなと子ども食堂」のために働いています。
同団体で理事長をつとめる福崎聖子さん、副理事長の阿部浩子さんにお話をうかがいました。
「私たちみなと子ども食堂は、2016年1月13日にスタートしました。子どもの貧困問題が取り上げられているときに、港区も全国と同じように6人に1人の子ども達が相対的な貧困状況にあったためです。
『行政の支援を待っていてもなかなか動かない』そのもどかしさから、自分たちでNPO法人を立ち上げ、食の支援、学習支援、居場所づくりしようと決意し、この活動をはじめました。
そして今年は新型コロナウイルスの影響で3月2日に学校が休校。学童クラブもお休みとなり、『子どもを預ける場所がない』そんな声を多く聞きました。 私たちは、そんな声にこたえるために、感染拡大防止に努めた上で、急遽子どもの居場所づくり事業として学習支援、昼食の支援を行いました。
私たちは常に行政ができないところの支援をすすめています。『NPO法人だからできることが沢山ある』すぐに動ける体制で取り組んでいます。」
(みなと子ども食堂 理事長 福崎聖子さん)
また、福崎さん、阿部さんは今後の展望について次のようにも語ります。
「コロナで影響を一番受けているのは社会的弱者です。具体的には子ども、高齢者、また非正規雇用の方々です。今の社会的状況を踏まえると様々な形で支援の輪は広がってほしいと思います。 」
地域の中でお互いに支え合う場づくりを行う「みなと子ども食堂」。
シナネンホールディングスでは、これからもこのような支援活動を通じて地域の皆さまに貢献してまいります。
※この様子は自然栽培パーティホームページ、社会をたのしくする障がい者メディア「コトノネ」にも取材いただきました。