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2024.10.30
シナネンホールディングスは、2020年度より、一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会の一反プロジェクトに参画し、「障がい者の雇用支援」×「自然栽培の稲を育てる」農福連携の活動を支援しています。
支援開始から5年目となった今年は、10月18日(金)に埼玉県熊谷市にて当社グループの有志メンバーが、農福連携に取り組むソーシャルファーム(障がいのある人や、労働市場で不利な立場にある人々の就労の問題に取り組む企業)の埼玉福興の皆さんとともに稲刈りを実施しました。
農業と福祉が連携する「農福連携」の取り組みは、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すとともに、担い手不足や高齢化が進む農業分野における新たな働き手の確保にもつながることから、農林水産省も推奨しています。
一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会の活動は、①障がい者の就労支援、②無農薬、無肥料栽培による自然環境の保護、食から健康を守る自然栽培、③全国で増えている耕作放棄地の再生を目的として行われており、当社はこれまでもその活動支援の一環として、自然栽培米の田植えや収穫に参加してきました。
今年は、6月21日(金)に田植えを実施し、稲穂も育ったこの時期に稲刈りを実施する運びとなりました。
(ご参考)今年で5年目! 「農福連携」の活動で今年も自然栽培米の田植えを実施しました
https://sinanengroup.co.jp/topics/sustainability/post-20240702.html
当日は、当社グループから14名の有志メンバーに加え、農福連携をテーマに卒業論文を制作されている千葉大学の学生さんの方々も参加されました。
二人一組となって、鎌を使って稲を刈る作業、稲を束ねる作業を実施しました。サクサクと稲を刈れる一方、束ねる作業に最初のうちは苦戦するメンバーもいましたが、埼玉福興の皆さんにもサポートいただきながら、順調に作業を進めていきました。
田植えの後は、ハウス栽培を見学したり、藍の葉の収穫のお手伝い等を行いました。
収穫したお米は、熊谷市内のほか、当社にご縁のある地域の子ども食堂へ寄贈する予定です。
当社グループは、地域に密着した総合エネルギーサービス企業グループとして、引き続き農福連携の活動支援を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献していきます。